ヴェーダ瞑想とは、ヨーガの智慧に基づき、自分自身の心を静かに観てい“内観法”です。
私たちは日々、仕事、人間関係、将来への不安など、たくさんの情報や感情の中で生きています。
気づかないうちに心が緊張し、頭の中が休まらず、自律神経の乱れや、心身の疲れにつながってしまうことも少なくありません。
ヨーガでは、まずアーサナ(身体の実践)や呼吸法を通して、身体や呼吸、自律神経を整えていきます。
そして、その先にある大切な実践が、「自分の心に気づいていくこと」です。
ヴェーダ瞑想では、無理に思考を止めようとするのではなく、今の自分の状態を静かに観察していきます。
「今、自分は何を感じているのか」
「どんな思考の癖があるのか」
「なぜ苦しくなってしまうのか」
そんな心の動きを、良い悪いで判断せず、静かに見つめていきます。
ラージャヨーガでは、身体を整えるだけではなく、最後は“心で気づき、悟っていくこと”を大切にしています。
どんなに身体を整えても、心の癖や思考の流れに気づけないままだと、私たちは日々の不安や悩みに振り回されてしまいます。
そして、その積み重ねが、自律神経の乱れや、心身の不調につながっていきます。
ヴェーダ瞑想を続けることで、ストレスに振り回されにくくなり、物事を柔軟に受け止められるようになっていきます。
すると心の緊張が少しずつ和らぎ、自律神経のバランスも整っていきます。
ヨーガ療法では、心と身体は深くつながっていると考えられ、
心が安定していくことで、呼吸、血流、血圧、自律神経などにも良い影響を与えることが知られています。
実際にヨーガ療法や瞑想は、医療や臨床の現場でも研究・実践され、ストレス軽減や、さまざまな心身の不調改善のサポートとして取り入れられています。
ヴェーダ瞑想を続けた方からは、
・以前より気持ちに余裕を持てるようになった
・悩みを抱えた時も、必要以上に引きずらなくなった
・物事を柔軟に受け止められるようになった
・「今ここ」に意識を向けやすくなった
という感想をいただいています。
私の師である木村慧心先生は、
「本来ヨーガでとても大切にされてきた“心を観る実践”が、現代では抜け落ちたままヨーガが広まってしまっている」と、よくお話しされています。
忙しい現代だからこそ、ほんの少し立ち止まり、静かに自分自身と向き合う時間がとても大切です。
シャンティMindでは、ポーズの美しさではなく、伝統的なヨーガである
「自分自身を見つめ、整えていくヨーガ」を大切にしています。
著書『Soul’s Journey(魂の旅路)−トラウマを乗り越えて−』の中でも、ヴェーダ瞑想について、自身の経験や気づきを交えながらわかりやすく綴っています。
