ストレスとがん

 
少し前に、芸能人の方ががんになられた話題が続いていました。
 
 
皆さん今まで以上にがんに対する関心が高まっているようです。 
 
 
 
厚生労働省でも、日本人の2人に1人ががんになり、そのうちの3人に2人ががんで亡くなるという統計が出ています。 
 
 
私のクラスでもがんの手術を受けられ、心のケアと再発予防のためにヨーガセラピークラスに通われている方が何人かいらっしゃいます。
 
 
がんと診断された時、医師に「ストレスが原因です」と言われたそうです。
 
 
 
お医者さんもがんの原因はストレスだと認めています。
 
 
 
過剰なストレスは免疫力を下げ、活性酸素を増やし血流を悪くします。
がん細胞を食べてくれるNK細胞が減少して、がんが発症します。
 
 
 
タレントの北斗晶さんは、毎年検査受けていても見つからなかったということです。 
 
 
 
がん検診は大切かもしれませんが、それよりもっと大切なのはがんの原因となる過剰なストレスをどう処理していくかです。 
 
 
 
自分の周りにあるストレスを無くすことはできないので、ストレスがあっても大丈夫な心と身体に変わっていくのがヨーガです。 
 
 
それにはきれいなポーズをとったり頑張ろうとせずに、まず、あるがままの自分を観ていきます。 
 
 
客観的に自分を観る力を養うと、脳がストレスに強くなっていきます。 
 
 
医学的にも脳の前頭前野の血流が良くなることがわかっています。 
 
 
 
同時に必要な筋力や体力をつけ、自律神経やホルモンバランスも整えていくので、続けていくとストレス柔軟に対処できる心身がつくられていきます。 
 
 
自律神経が強くなり、免疫力が高まるのでガンを含め様々な病気になりにくい心身が作られていきます。 
 
 
そしていちばん大切なことは、思考が柔軟になるということです。 
 
 
こだわったり執着しやすいとストレスを感じやすいので、ヨーガセラピーでまず身体を使ってあるがままを流れていくように観る感覚を高めていきます。 
 
 
 
クラスでは、わかりやすくヨーガの智慧のお話しをしていますので、「自然と考え方が変わって楽になりました」とお話をいただいています。
 
 
でも、もしがんや病気にになってしまったら… 
 
 
病気も神様からの贈り物なので、その病気によって何か大切なことに気づきなさい、何か大切なことを伝えていきなさいというメッセージだと学びました。 
 
 
ヨーガはそのために、病気になっても大丈夫な心を作っていきます。 
 
 
あるがままを受け入れていける心と体を作っていけるように。
 
 
どんな状況の中でも、今、自分ができることを淡々とこなしていく。
 
 
 
そして、出来ない自分も受け入れてあげることも大切です。
 
 
 
人は100%自分を受け入れてもらったときに成長することができます。
 
 
 
ヨーガのポーズと同じで、完璧でなくていいということですね。