PMS(生理前症候群)とヨーガセラピー(療法)

先日、ヨーガセラピークラスにご参加の生徒さんが、


「週に1度ヨーガセラピーを受けるようになって、

今までずっと悩んでいたPMSがなくなりました。

通って1か月ですぐに効果が現れて驚いています。」

 

と話してくださいました。

 

効果や症状の改善のしかたは個人差がありますが、西洋医学とも

足並みを揃えて行っているヨーガ療法は、お医者様も太鼓判を押して

くれる程で、その人本来の自然な状態に戻してくれます。

 

独自の療法で、自律神経やホルモンバラスンを整え、凝り固まった心と体をほぐし、自然治癒力・免疫力を高めてくれます。

 

早く効果が出たこの方は、最後の瞑想で毎回とても良い気づきがあるとおっしゃっていましたので、それもポイントの一つだと思います。(認知の仕方・考え方が変わる瞑想です)

 

これまで不妊症の方も定期的に通われ、ほとんどの方が妊娠されました。

1年以上かかった方もいらっしゃいますが、私が知っている方だけで10名以上はいらっしゃいます。

 

中には、45歳で妊娠された方も…。 これには本人も驚かれていました。

先日メールを頂き、無事出産し、育児を楽しんでいるそうです。

 

 

他にもいろいろな症状の方が通われています。

みなさんが笑顔になっていくのを見て、ヨーガ療法士として幸せを感じる瞬間です。

 

 


出会いと別れ

現在、月に3回、都内のある施設でヨーガ療法を指導させて頂いています。

ご病気やご家庭の事情で様々な方が入居されている施設です。

 

アルコール依存、薬物依存、統合失調をはじめとする様々な精神疾患…

家族からのDVで保護された方など…

 

以前の自分とも重なり気持ちがよくわかる分、お話を聞いていて、とても切なくなります。

 

「今、私に出来ることは、ヨーガ療法士として少しでもお役に立てること」と、毎回心に言い聞かせて、みなさんに会えることを楽しみに訪問させて頂いています。

とてもやりがいを感じるお仕事です。

 

 

先日、毎回楽しみに参加して下さっていたAさんが退所することになり、お別れを言いに来てくれました。

 

Aさんは、スタッフの方も驚かれるほど、ヨーガ療法の時間だけは、生き生きと楽しそうだと言われていました。

 

 

突然のことで、今までの彼女との思い出や、また彼女のこれからの生活、将来を考えると心配になり、思わず涙があふれて止まらくなりました。 

急に感情が出てしまい、自分でも驚きました。

 

「先生泣かないで…」と私を心配そうに見る彼女に、より泣いてしまいました。

 

 

施設のルールで10か月程しか入居することが出来ないため、常にメンバーは変わっていきます。

 

その度に、別れがあり、また新たな出会いがあります。

 

こんなに悲しい思いをして、この先やっていけるのかな…と少し不安になりました。

 

 

そして今、いつもAさんがいた場所にまた新しい方が参加して下さっています。

この方は、最初は誰とも話されなかったのですが、徐々に笑顔になり、心を開いてくれるようになりました。

自分専用のマットも購入して、毎回とても楽しみにしてくれています。

 

彼女ともまた別れの時がくると思うと、悲しくなります。

 

 

退所するまでの約10か月で、どれ程みなさんのお役に立てるかわかりませんが、ヨーガの智慧である、

 

「今、自分が出来ることを精いっぱいさせて頂き、結果は天に任せる。」

 

を心に、自分の役割を果たして行きたいと思います。